LOTUS Mk1 190
- KAMTechs 中村
- 2016年11月19日
- 読了時間: 2分

またまたLOTUS Mk1です。オイル漏れ修理依頼で190をお預かりしました。
ECUをmotecに換えてあり、シャシダイに掛け上を回すとピュッと吹いちゃうみたいです。
恐らくリアのクランクシールとのことでした。
しかし、190なんて珍しい車両あまりお目にかかったことはありませんでした。
ゆっくり走りながら工場に持ち込み、わくわくしながらエンジンルームを覗いてみました。

潔くカットされたトランクルーム。
でっかいインダクションボックスを取り付けるためです。荷物は積めません。すばらしい。好き。
でもスロットルが違うものが付いてますねぇ。あのスロットルが見たかったのに。残念。
さて、気を取り直して下回りの点検です。

ぬぉ

これオイルじゃなくね??グリスですね。純正の。

ぱっくり。
掃除が大変なんですよ・・・これ。
グリス漏れとエンジンオイル漏れを勘違いしてるのかと思いましたが、確実にエンジンオイルは漏れているとのことなのでミッション降ろします。
そのほうが掃除も楽だしね。

さて、問題のクランクシールです。
じくじくきてますが古いシールではなさそうです。少しうさんくさいオーラが出ているような。
外して点検です。

わりと名の知れたメーカーのものでした。うさんくさくなかったです。
ローバーエンジンのリアクランクシールは一時まったく信用できないものが出回っていました。
中国製やインド製はひどいものでエリーゼ業界あるあるです。
今回は海外からと国内純正両方手配し、このシール含め見比べてみることにしました。

左が付いていたシール。真ん中海外もの。右ロータス純正。
外形はほぼ一緒でしたが、リップの内径がだいぶ違いましたね。勉強になりました。

今回はロータス純正を使います。
この燻し銀、粉粉してる感じ。まさしく純正です。
こいつなら問題ないはずです。

早速組み付け。

問題ないとは思いますが念のためシール剤を塗り一晩押さえておきます。

グリス汚れを落としてミッション乗っけて作業終了です。